RKCニュース Vol.28

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温度センサは形状によって応答速度が変わります

温度を測定するとき、「温度測定に時間がかかる」「もっとレスポンス良く測りたい」といったお悩みのある方は多いのではないでしょうか。温度センサの応答性は温度センサの「測温部の太さ」に依存することがほとんどです。温度センサの測温部(保護管)の太さの違いによる特性の違いを、動画を交えて解説しました。

 

「センサの応答が遅い」と感じる原因は、指示計自身の問題よりも使用している温度センサ側の問題がほとんどです。応答性の良いセンサを使用すれば、指示計の応答も早くなります。 
ただし、応答性を良くしようとすると、耐熱性と機械的強度に劣ります。
温度を正確にすばやく測定するためには、測定対象に応じて「どのような形状のセンサを使用するか」という選択が最も重要なポイントとなります。

 


 

上図を参考にして、下の動画をご覧になってみてください。
<展示会(FOOMA JAPAN 2023)にて出展したデモンストレーション>

 

こちらも参考にしてみてください。
温度の測定方法について(技術解説ページ)
シース形温度センサを曲げて使用する場合の曲げ半径と曲げる際に注意すること(FAQページ)
温度センサの測定誤差と応答性(携帯用温度センサカタログより抜粋 PDFファイル)
センサの応答性と温度差の不思議(技術解説ページ)

 



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