技術解説
UL508A 認証制御盤製作のご案内
弊社は、2025年9月3日UL508A 認証⼯場になりました。
理化工業製品を搭載したUL508A 認証制御盤を製作いたします。
UL508A について
UL508A は、アメリカの安全規格機関「UL」が産業⽤制御盤の回路構成、部品構成、筐体構造などを定めた規格です。適切な部品選択、配線⽅法、短絡電流定格(SCCR)の計算⽅法などを規定しています。
主に北⽶市場向けの制御盤において、安全性と信頼性を確保するために適⽤されます。
<概要>
対象:1000V 以下で動作する産業⽤制御盤
⽬的:短絡、過電流、感電などのリスクを防ぐための安全基準
適⽤範囲:⼯場設備の制御盤、温度制御盤(ヒータ制御)、ポンプやHVAC(空調)システムの制御盤など
<特徴>
安全性と信頼性の向上
・ 制御盤の設計、構成がUL の厳格な安全基準に適合します。
・ 短絡電流定格(SCCR)の表⽰義務により、故障時の安全性を確保できます。
・ 過電流、過負荷保護の要件が明確で、モーターや回路の保護が万全です。
部品選定と配線の厳格な規定
・ 主要部品はUL 認定品を使⽤します。
・ 盤内配線のサイズ、絶縁、固定⽅法などを規定しています。
・ 外部接続にも規定があり、施⼯の信頼性向上します。
<北⽶市場への対応>
・ UL508A 認証制御盤は、⽶国・カナダ市場への輸出がスムーズになります。
・ 現地の電気⼯事業者や検査機関からの信頼性が向上します。

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