用語集
温度調節計、温度指示計等の温度警報について3(待機動作付上限偏差警報、待機動作付下限偏差警報、待機動作付上下限偏差警報)
<待機動作付上限偏差警報 >
待機動作付上限偏差警報機能の説明をする前に、待機動作について簡単に説明します。
待機動作とは、電源投入時に、測定温度(測定値またはPV)が警報範囲にあっても警報を出さずに待機する動作を言います。また、偏差警報においては、主たる温度目標設定値(以下、主設定値またはSV)の変更により警報範囲に入った場合も待機動作は有効となります。
上記を踏まえて、待機動作付上限偏差警報を説明すると下記のようになります。
電源投入時に測定値が警報範囲外であれば、待機動作は働きませんので、通常の上限偏差警報と同様の動作をします。