用語集

温度調節計、温度指示計等の温度警報について5(待機動作付上限入力値警報、待機動作付下限入力値警報)

<待機動作付上限入力値警報>

 待機動作付上限入力値警報機能の説明をする前に、待機動作について簡単に説明します。
待機動作とは、電源投入時に、測定温度(測定値またはPV)が警報範囲にあっても警報を出さずに待機する動作を言います。

●電源投入時、測定値が警報範囲外の場合、待機動作は働きません。

●電源投入時、測定値が警報範囲内の場合、待機動作が有効となり警報出力されません。

●その後、測定値が警報範囲外へ出た場合、待機動作は解除されます。

●その後、何らかの異常で温度が上昇すると警報状態となります。

<待機動作付下限入力値警報>

●電源投入時、測定値が警報範囲内の場合、待機動作が働き警報は出力されません。

●その後、温度が上昇し測定値が警報範囲外へ出た場合待機動作は解除されます。

●その後、何らかの異常で温度が下がると警報状態となります。