FAQ

計器を水平以外で取り付けるとどうなりますか?

高精度化、小型化が進んだ近年の調節計等の計器は、基本的に水平取付時に性能を発揮するように設計されています。特に熱電対入力の場合、冷接点温度補償のために入力端子温度が重要となります。冷接点温度補償には、計器内部の熱流解析設計がなされているので正しく設置して頂かない場合、冷接点温度補償誤差が大きくなる等、本来の性能を発揮することができません。
熱電対入力以外でも計器内部の熱流異常により精度等に影響をおよぼしますので取扱説明書に記載された取付方法をお守り願います。