以下の方法を試してください。
① PVデジタルフィルタの設定を大きくする。（セットアップ設定モード「dF」）
② 電源周波数の設定を電源に合わせる。（エンジニアリング設定モードF21「PFrq」）
③ サンプリング周期を長くする。（エンジニアリング設定モードF21「SMP」）


① PVデジタルフィルタの設定を大きくする。（セットアップ設定モード「dF」）
PVデジタルフィルタは、入力に対して等価的に一時遅れのCRローパスフィルタとなっています。フィルタの時定数をノイズレベルに応じて設定することで、入力ノイズを低減することができます。ただし、設定値が大きすぎると応答性が悪くなるのでご注意ください。

　


② 電源周波数の設定を電源に合わせる。（エンジニアリング設定モードF21「PFrq」）
電源周波数の設定を電源周波数に合わせるとノイズの影響を低減できる場合があります。状況に応じて設定してください。表示のチラつきがなければ設定する必要はありません。

　


③ サンプリング周期を長くする。（エンジニアリング設定モードF21「SMP」）
サンプリング周期は、温度を測定して制御演算を行う周期です。サンプリング周期を長くすることで表示のチラつきを低減できます。ただし、制御応答が遅くなるのでご注意ください。

　

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