FAQ
VGR-B100 4-20mA入力と1-5V入力で分解能と許容差の違いはありますか?
分解能は1-5Vが高く、精度は4-20mAが良くなります。
4-20mA入力の場合、シャント抵抗を接続して使用しますが、入力種類を4-20mAとした場合と0-5Vとして1-5Vの範囲で使用する場合の分解能および許容誤差を比較すると、次のようになります。
①分解能は0-5Vレンジの方が高くなる
②許容誤差は4-20mAレンジの方がやや小さくなる
それぞれの分解能と許容誤差は以下のようになります。
<分解能>
4-20mAレンジ: 1/1600
最高分解能0.01mA、入力レンジ幅16.00mAより、分解能は0.01/16.00=1/1600
0-5Vレンジ(1-5Vで使用): 1/4000
最高分解能0.001V、入力レンジ幅4.000Vより、分解能は0.001/4.000=1/4000
<許容誤差>
4-20mAレンジ: ±(入力スケールの0.2%+1digit)
4-20mAの許容誤差±0.1%、シャント抵抗の許容誤差±0.1%より、0.1+0.1=0.2
0-5Vレンジ(1-5Vの範囲で使用): ±(入力スケールの0.225%+1digit)
0-5Vの許容誤差±0.1%、シャント抵抗の許容誤差±0.1%より、0.1×(5.000/4.000)+0.1=0.225
※シャント抵抗の許容誤差±0.1%は、RKC標準品(HMSU3081A11)を使用した場合です。
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