機能モジュールのホスト通信設定を、“MODBUS”、“異なる通信速度”にすれば同じアドレスにできます。

COM-MEと機能モジュールのホスト通信設定は、基本的に同じ通信条件としてアドレスが重複しないように設定します。ここで、機能モジュールのホスト通信アドレスはCH番号の割り付けにも使われるので、0,1,2,…と順に設定しないとCHが飛んでしまいます。そのため、COM-MEのアドレスは99など大きな設定を使わざるを得なくなります。

ところが、上位通信や他の機器との兼ね合いで、COM-MEのホスト通信アドレスが機能モジュールのアドレスと重複してしまう場合があります。その場合、同じアドレスを使用している機能モジュールの通信設定を、以下のように設定することで同じアドレスを使うことが出来ます。

通信プロトコル・・・MODBUS
通信速度・・・・・・COM-MEと異なる通信速度

この場合、ホスト通信から個々の機能モジュールへのアクセスはできなくなりますが、全ての機能モジュールの通信データはCOM-MEが収集しているので、COM-MEにアクセスすることで全データのモニタおよび設定が可能です。

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