FAQ
NWSシリーズ PROTEM2でNWS-Miniの設定変更が完了したことを確認できますか?
「センサ設定完了ステータス」で確認できます。
「センサ設定完了ステータス」は通常状態では0で、以下の場合に1になります。
1)NWS-Miniの設定が変更された時・・・・・設定変更されたCHのステータスが1
2)NWS-Miniの電源が投入された時・・・・・電源投入されたCHのステータスが1
3)NWS-COM-M1の電源が投入された時・・・全使用CHのステータスが1
「センサ設定完了ステータス」は、CH1をbit0としたビットデータが10進数表示されます。例えばCH1~3のステータスが1の場合、ビットデータは“000111”なので”0007“と表示されます。

センサ設定完了ステータス=1(CH1)+2(CH2)+4(CH3)=7
「センサ設定完了ステータス」は、設定変更処理や電源投入時のイニシャル処理が完了すると0に戻ります。
<センサ設定完了ステータスが0に戻るタイミングについて>
NWS-COM-M1とNWS-Miniは、1)~3)に応じて以下のタイミングでデータの送受信を行い、すべての処理が終了するとセンサ設定完了ステータスが0に戻ります。
1)NWS-Miniの設定が変更された時
NWS-COMを介してNWS-Miniの設定を変更すると、NWS-COMはNWS-MiniがPV値を送信してくるタイミングで1項目ずつ変更内容を送信します。NWS-MiniがPV値を送信するタイミングは、サンプリング周期で決まります。(注1)
処理 | ステータス |
NWS-Miniの設定を変更 | 0 → 1 |
NWS-MiniがPVを送信してきたときにNWS-COMが1つ目の変更を送信 | 1 |
NWS-MiniがPVを送信してきたときにNWS-COMが次の変更を送信 | 1 |
NWS-COMが変更された設定を全て送信 | |
NWS-MiniがPVを送信してきたときに設定変更完了情報を受信 | 1 → 0 |
2)NWS-Miniの電源が投入された時
NWS-Miniは、電源が投入されるとNWS-COMとの整合を取るため、自身が保持しているデータをNWS-COMに送信します。データ送信には約5秒かかります。(注1)
処理 | ステータス |
NWS-Miniの電源ON | 0 → 1 |
NWS-MiniがPV値と保持データを1項目送信 | 1 |
NWS-MiniがPV値と次の保持データを送信 | 1 |
NWS-Miniが保持データを全て送信 | |
NWS-Miniの設定データをNWS-COMが全て受信完了 | 1 → 0 |
3)NWS-COM-M1の電源が投入された時
NWS-COMの電源が投入されると、全使用CHのステータスが1になり、各NWS-Miniは設定データを順次送信します。データ送信には(約5秒×NWS-Miniの台数)かかります。(注1)
処理 | ステータス |
NWS-COMの電源ON | 0 → 1 |
各NWS-MiniがPV値と保持データを1項目送信 | 1 |
各NWS-MiniがPV値と次の保持データを送信 | 1 |
各NWS-Miniが保持データを全て送信 | |
各NWS-Miniの保持データをNWS-COMが全て受信完了 | 1 → 0 |
注1:それぞれのデータ送信にかかる時間は、通信環境や電源投入のタイミングによって変動します。
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